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Yamaha Ls 9 Service Manual

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    141
    LS9-16/LS9-32
    
    4)–	8)白、 赤、 緑、 青、 黒 の そ れ ぞ れ 塗 り つ ぶ し、
    	 (下記は緑の例)黒くなっていたり色が着いたりす
    るドットがないかをチェックします。
    これ以降(1-17 〜 1-22項)の検査を行う前に、必要
    に 応 じ てLS9Test.exeを 終 了 し、MIDITerm_LS9.
    exeを起動させてください。
    尚、 検 査 の 結 果 をMIDITerm_LS9.exeア プ リ 上 で
    確認しない場合は、この作業は必要ありません。
    1-17. LED全点灯検査
    	 テストモードに入っている状態で、任意の3つのス
    イ ッ チ を 同 時 に 押 し、LED全 点 灯 検 査 モ ー ド を 呼 び
    出します。
    	 検査実施中はLCD画面およびPCに“All	 LED	Test”と表
    示されます。
    	 パネル上のすべてのLEDが点灯していることを確認
    してください。
    	 またLCD画面1行目に[LS9-16]または[LS9-32]と品番が
    表示されるのでトップパネルに印刷されている品番
    と一致しているか確認してください。
    1-18. LED色別点灯検査
    	 LED全点灯検査モードの状態から、任意の3つのス
    イ ッ チ を 同 時 に 押 す と、LED色 別 点 灯 検 査 モ ー ド が
    起動します。
    	 検 査 実 施 中 はLCD画 面 お よ びPCに“Color	 LED	Test”
    と表示されます。
    	 任意のスイッチを1つ押すたびに、赤、橙、緑の順
    に点灯するLEDが変わります。
    	 目 視 に よ っ て、 色 違 い のLEDが 点 灯 し て い な い か 確
    認してください。
    1-19. スイッチ入力検査
    	 LED色別点灯検査モードの状態から、任意の3つの
    スイッチを同時に押すとスイッチ入力検査モードが
    起動します。
    	 検査実施中はLCD画面およびPCに“Input	 SW	Test”と
    表示されます。
    	 各 ス イ ッ チ に 対 応 す るLEDを、 あ ら か じ め 点 灯 さ せ
    てあります。
    	 チェック結果を下記のダイアログで入力します。
    1)	 H文字表示
    	 縦横の歪みと枠の歪み(Hがきちんと中に見えている
    か)をチェックします。
    2)	 色にじみとゆれ表示
    	 周辺をO、中にXの文字を表示します。文字がゆれて
    いないか、Oが正しく収まっているか、色ずれないか
    をチェックします。文字及び背景は白黒灰の色を微
    妙に変えて表示されます。
    3)	 カラー BOX
    右から左にかけてグラデーションして黒になります。
    黒以外の5x4の色がグラデーションして正しく出ること
    をチェックします。
    HHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH
    O X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X OO X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X O 
    						
    							
    LS9-16/LS9-32
    142
    
    	 スイッチを押すと、対応するLEDが消灯します。
    	 全てのスイッチについて操作を行います。
    	 あらかじめ点灯していた全てのLEDが消灯したかを
    目視で確認してください。
    LEDのついていないスイッチは、以下の対応で代用します。
    	 全スイッチの操作を終えた時点でENTERスイッチを
    押すと、全スイッチの検査状況から判断してLCDお
    よびPCへ結果を表示します。
    	 ・全スイッチの検査が正常完了している場合
    	 	 	 	 “[OK]	 SW	Test”
    	 ・未検査のスイッチがある場合	
    	 	 	 	 “[NG]	 Key(s)	remain”
    1-20. エンコーダー入力検査
    	 スイッチ入力検査モードの状態から、任意の3つの
    スイッチを同時に押すとエンコーダー入力検査モー
    ドが起動します。
    	 検 査 実 施 中 はLCD画 面 お よ びPCに“Input	 ENCODER	
    Test”と表示されます。
    	 各エンコーダーに対応するLEDをあらかじめ点灯さ
    せてあります。
    	 各エンコーダーを1つずつ右に回し、左に回す操作
    を行うことで対応したLEDが消灯します。
    	すべてのエンコーダーについて操作を行ってください。
    	 あらかじめ点灯していた全てのLEDが消灯したかを
    目視で確認してください。
    	 全エンコーダーの操作を終えた時点でパラメーター
    ホイールを右回し、左回しすると、全エンコーダー
    の検査状況から判断してLCDおよびPCへ結果を表示
    します。
    	 ・全エンコーダーの検査が正常完了している場合
    	 	 	 	 “[OK]	ENCODER	Test”
    	 ・未検査のエンコーダーがある場合
    	 	 	 	 “[NG]	Encoder(s)	remain”
    エンコーダーとLEDの対応は以下の通りです。
    1-21. フェーダー移動時間測定検査
    	 エンコーダー入力検査モードの状態から、任意の3
    つのスイッチを同時に押すとフェーダー移動時間測
    定検査モードが起動します。
    	 検 査 実 施 中 はLCD画 面 お よ びPCに“FADER	 TIME	
    MEASURE	Test”と表示されます。
    	 数回全フェーダーの往復移動を行った後に、8本ずつ
    上下に移動し移動時間が設定された範囲内に収まっ
    ているかどうかで判断を行います。
    	 判 定 結 果 は、 各 フ ェ ー ダ ー の 上 に 配 置 さ れ て い る
    SEL/ONのLED点灯で表されます。
    	 上 り がNGの 場 合 に はSEL-LEDが 点 灯、 下 り がNGに
    なった場合はON-LEDが点灯します。
    	 さらに、フェーダーごとの測定時間をETHERケーブ
    ルで接続したPCのアプリMidiTerm_LS9.exeのウイン
    ドウへ表示します。
    	 以下のことを確認してください。
    ・各フェーダーの上に配置されているSEL/ONのLED
    が全て消灯しているかを確認します。
    ・LCDおよびPCアプリに表示される判定がOKである
    ことを確認します。
    	 どこか1個のスイッチを押すことで、再度検査を実
    行できます。
    1-22. フェーダー電圧レベル出力検査
    	 フェーダー移動時間測定検査モードの状態から、任
    意の3つのスイッチを同時に押すとフェーダー電圧
    レベル検査モードが起動します。
    	 検査実施中はLCD画面およびPCに“FADER 	VOLTAGE	
    Test”と表示されます。
    	 電圧レベルを出力する5	 bit値が正しく出力されている
    かをソフトが自動判定します。
    	 FD2シートを使用しているLS9-32のCH1-16は検査ビッ
    ト の 値 を 変 え た 全 パ タ ー ン で フ ェ ー ダ ー を 駆 動 し、
    その移動時間を測定して判定します。
    	 FDシ ー ト を 使 用 し て い るLS9-16の 全CHお よ び、
    LS9-32のCH17-32およびSTEREOは2本のフェーダー
    についてのみDAの出力を直接CPUで読み込み判定し
    ます。
    スイッチ対応LEDHA	GAINエンコーダーLch	METER	[OVER]インジケータPANエンコーダーLch	METER	[0dB]インジケータSELECTED	SENDエンコーダーLch	METER	[-1dB]インジケータEQ	QエンコーダーLch	METER	[-2dB]インジケータEQ	FREQUENCYエンコーダーLch	METER	[-3dB]インジケータEQ	GAINエンコーダーLch	METER	[-4dB]インジケータDYNAMICS1エンコーダーLch	METER	[-5dB]インジケータDYNAMICS2エンコーダーLch	METER	[-6dB]インジケータ[DEC]キーRch	METER 	[OVER]インジケータ[INC]キーRch	METER	[0dB]インジケータ[↑]カーソルキーRch	METER	[-1dB]インジケータ[←]カーソルキーRch	METER	[-2dB]インジケータ[→]カーソルキーRch	METER	[-3dB]インジケータ[↓]カーソルキーRch	METER	[-4dB]インジケータ[ENTER]キーRch	METER	[-5dB]インジケータ
    スイッチ対応LEDHA	GAINエンコーダーLch	METER	[OVER]インジケータPANエンコーダーLch	METER	[0dB]インジケータSELECTED	SENDエンコーダーLch	METER	[-1dB]インジケータEQ	QエンコーダーLch	METER	[-2dB]インジケータEQ	FREQUENCYエンコーダーLch	METER	[-3dB]インジケータEQ	GAINエンコーダーLch	METER	[-4dB]インジケータDYNAMICS1エンコーダーLch	METER	[-5dB]インジケータDYNAMICS2エンコーダーLch	METER	[-6dB]インジケータパラメーターダイアルLch	METER	[-7dB]インジケータSTIN	1エンコーダー STIN	1	ONインジケータSTIN	2エンコーダーSTIN	2	ONインジケータSTIN	3エンコーダー (LS9-32のみ)STIN	3	ONインジケータSTIN	4エンコーダー (LS9-32のみ)STIN	4	ONインジケータ 
    						
    							
    143
    LS9-16/LS9-32
    
    	 また、測定結果および判定をETHERケーブルで接続
    したPCのアプリMidiTerm_LS9.exeのウインドウへ表
    示します。
    	 以下のことを確認してください。
    ・各 フ ェ ー ダ ー の 上 に 配 置 さ れ て い るSEL/CUE/ON
    のLEDが全て消灯しているかを確認します。
    ・LCDおよびPCアプリに表示される判定がOKである
    ことを確認します。
    	 どこか1個のスイッチを押すことで、再度検査を実
    行できます。
    2. その他
    2-1. Firmwareのアップデート
    1)	LS9本体
    *バージョンアップ中は絶対に電源が切れないように注意してください。
    1.	USBメモリーとそれを読み書きできる環境(USB端子を搭載したPC)を準備します。
    2.	LS9	Firmware	CDの中のLS9Px_xx.PGMファイルをUSB	STORAGEのルートディレクトリにCOPYします。
    3.	USBメモリーをLS9本体のUSB端子に挿し、電源を入れます。
    4.	UPDATEをしていいか聞いてくるので、INCキー(OK)を押します。
    5.	PROGRESSが進んでいき、完了すると自動的に本体プログラムが起動するので、これを確認後電源を切ってUSBメモリー
    を抜いてください。
    	 なおPROGRAMのアップデートを行って再度電源を入れ直すと、CHECK	 SUM	ERRORでINITIALIZEの画面が出ることが
    あります。その場合ALL	 INITIALIZEを行ってください。通常画面になってUSBのACCESSインジケーターが消えるまで
    待ってから電源を落としてください。
    2) 	INITIALIZATIONとCALIBRATION
    ・	INITIALIZATION
    INITIALIZATIONには、ユーザーに公開している2種類のモード(196ページ参照)と工場出荷時の状態にする強制初期化
    モードがあります。それぞれのモードでの初期化される対象のメモリーは表のようになっています。
    ・	強制初期化は、[SCENE	MEMORY]とMIX/MATRIX	SELECT	[1]キーを同時に押しながら電源を入れると実行されます。
    ・	FADER	CALIBRATION
    「キャリブレーション機能」の項(186ページ)を参照してください。
    初期化の種類
    初期化対象メモリー
    SRAM FLASH	ROM
    CURRENT	
    SCENE SETUP	DATALIBRARY	DATA
    PORT	TRIM機種判別DIOステータスSCENE1-300	DATAFADER	CALIBRATION
    強制初期化(工場出荷時)○○○○○○○–
    INITIALIZE	ALL	
    MEMORIES○○○○––○–
    INITIALIZE	CURRENT	MEMORIES○○–○––––
    ○:	初期化する
    	–	:	初期化しない 
    						
    							LS9-16/LS9-32
    144
     PROCEDURE TO CAPTURE SCREEN¢µ«æ”ï³ã¿Äw		q£
    Press the [4], [5], [1], and then [10] of the Channel [SEL] 
    keys one at a time, and then press the [ENTER] key.
    “Maintenance Mode.” will be shown at the bottom of 
    the display and the maintenance mode will be selected.
    Insert a USB memory to the USB connector. (It is 
    not necessary to create a new holder.)
    Press the [1] key of the USER DEFINED KEYS 
    during the maintenance mode and the current 
    screen data will be saved to the USB memory.
    
    Do not change the display or remove the USB 
    memory during the saving procedure.
    Press the [4], [5], [1], and then [10] of the [SEL] 
    keys one at a time, and then press the [ENTER] key 
    again. “Normal Mode.” will be shown at the bottom 
    of the display indicating that the mode is changed 
    from the maintenance mode to the normal mode.1
    2
    3
    4
    USB connector
    ¢USBz £
    [ENTER] key
    ¢[ENTER]©”£
    USER DEFINED KEYS [1] [SEL] key
    ¢[SEL]©”£
    LS9-16
    
    						
    							145 LS9-16/LS9-32
     INSTALLING an OPTION CARD
    Before you install an I/O card in a slot, you must check the Yamaha website to verify whether the LS9 supports that card and 
    to verify the number of other Yamaha cards or third-party cards that can be used in conjunction with it.
    http://www.yamahaproaudio.com/
    To install an option I/O card, proceed as follows.
    Make sure that the power switch is turned off.
    Loosen the screws that fasten the slot, and re-
    move the slot cover.
    Keep the removed slot cover in a safe place.
    1
    2
    LS9-16
    Slot cover
    Align both edges of the card with the guide rails 
    inside the slot, and insert the card into the slot.
    Push the card all the way into the slot to ensure that 
    the contacts of the card are correctly inserted into 
    the connector inside the slot.3
    LS9-16
    Card
    Fasten the card using the screws attached to the 
    card.
    Be aware that damage or malfunctions may occur if 
    the card is not fastened.4
    CAUTION
    
    the console, you must make sure that the con-
    sole’s power switch is turned off. Otherwise, mal-
    functions or electrical shock may occur. 
    						
    							LS9-16/LS9-32
    146
     ¦Ó³ã倫Åw	“
    ÇZ
    
    						
    							147 LS9-16/LS9-32
     USER SETTINGS (SECURITY)
    This chapter explains the User Level settings that allow restrictions on the parameters that can be operated by each user, the 
    Console Lock function that temporarily disables operation of the console, the Preferences settings that allow the operating 
    environment to be customized, and Save/Load operations using USB memory.
    User Level settings allow you to restrict the parameters that be operated by each user, or to change the settings of the 
    custom fader layer, user-defi ned keys, and preference settings for each user. Settings for each user can be stored as a “user 
    authentication key” on USB memory, allowing users to be switched easily, simply by connecting the memory device to a USB 
    connector. This is convenient in the following situations.
    • Unintended or mistaken operation can be prevented.
    • The range of functionality operable by an outside engineer (guest engineer) can be limited.
    • In situations in which multiple operators alternate with each other, output settings etc. can be locked to prevent 
    unintended operations.
    • Preferences of each operator can easily be switched.
    There are three types of user, as follows. In order to operate the LS9, you must log-in as some type of user.
    
    This is the administrator of the LS9, and can use all of its functionality. Only one set of Administrator settings is internally 
    maintained in the console. The Administrator can create user authentication keys for other users.
    
    A User can use only the range of functionality permitted by the Administrator. Only one set of Guest settings is internally 
    maintained in the console.
    
    A User can use only the range of functionality permitted by the Administrator. User settings are saved on USB memory 
    as a user authentication key. Multiple sets of User settings can be saved with different user names. Custom fader layer, 
    user-defi ned key, and preference settings can be edited, and these settings stored in the user authentication key.
    In addition, a User who has Power User privileges can create or edit user authentication keys with a specifi ed user level.
    When a user logs on, the user settings for that user are applied. User settings include the following information.
    
    
    
     ned keys
    Privileges for each user are as follows.
    User types and user authentication keys
    User Level settings
    Logged-in userCustom fader layer / user-
    defined keys / preference
    setting editingUser Level settingPassword 
    settingComment
    editingUser authentication key
    (USB memory)
    Create new Overwrite-save
    AdministratorAvailable
    (Can edit the settings for
    Administrator and for
    Guest.)Available
    (Cannot edit the user level, since
    the administrator can always
    perform all operations. Can edit
    the user level for Guest.)Available — Available —
    User
    Power userAvailable Available Available Available Available Available
    Normal user (a
    user without
    Power User
    privileges)AvailableN/A
    (View only)
    N/A
    (View only)Available Available —Available
    (Only settings
    other than User
    Level)
    GuestAvailable — Available — — 
    						
    							LS9-16/LS9-32
    148
    Setting the Administrator password
    With the factory settings, the Administrator password is 
    not set, meaning that anyone can log in with Administrator 
    privileges and perform all operations. If you want to 
    restrict the operations of other users, you must specify an 
    Administrator password.
    In the DISPLAY ACCESS section, press the 
    [SETUP] key repeatedly to access the USER 
    SETUP screen.1
    PASSWORD CHANGE popup button
    Move the cursor to the PASSWORD CHANGE 
    popup button, and press the [ENTER] key.
    A keyboard window will appear, allowing you to enter 
    a password.
    2
    Enter the password in the NEW PASSWORD 
     eld; then move the cursor to the OK button 
    and press the [ENTER] key.
    The password can be up to eight characters.
    3
    Creating a user authentication key
    Here’s how to create a user authentication key and 
    save it on USB memory. A user authentication key can 
    be created only by an Administrator or Power User. The 
    user level can be specifi ed when the authentication key 
    is created, but the custom fader layer, user-defi ned  key 
    settings, and preference settings will be carried over from 
    the user who is currently logged-in.
    Connect USB memory to the USB connec-
    tor.
    In the DISPLAY ACCESS section, press the [SET-
    UP] key repeatedly to access the USER SETUP 
    screen.
    1
    2
    CREATE USER KEY button
    Move the cursor to the CREATE USER KEY 
    button and press the [ENTER] key.
    The CREATE USER KEY popup window will appear.
    3
    qwe
    r
    q USER NAME
    The user name of up to eight characters is shown (and 
    can be edited) here. When you move the cursor to this 
    fi eld and press the [ENTER] key, a keyboard window 
    will appear, allowing you to enter a user name. 
    						
    							149 LS9-16/LS9-32
    w PASSWORD
    Specify a password of up to eight characters. Press 
    this to access a keyboard window where you can 
    enter the password.
    e POWER USER
    Specifies whether Power User privileges will be 
    granted to this user.
    r Access permission settings
    These settings specify the range of operations that 
    the user can perform. For details on each item, refer 
    to p. 152.
    When you have specified the user name, 
    password, power user privileges on/off, and 
    user rights, move the cursor to the CREATE 
    button and press the [ENTER] key.
    If you are logged-in as the Administrator, the user 
    authentication key will be saved on USB memory.
    If you are logged-in as a Power User, a dialog box will 
    ask you to confi rm the store-destination USB memory.
    If you want to save the user authentication key on 
    different USB memory, connect the desired USB 
    memory and then press [OK].
    4
    Logging-in
    In order to operate the LS9, you must log in as the 
    Administrator, Guest, or a User.
    User settings for the Administrator and Guest are 
    saved in the console itself, but in order to log in as a 
    User you must connect USB memory on which a user 
    authentication key has been saved. If you disconnect the 
    USB memory after logging-in, your access privileges will 
    forcibly revert to Guest.
    NOTE
    •  If the power switch is turned off and then on again, the console 
    will generally start up in the log-in state in which the power 
    switch was turned off. If a user password has been assigned, 
    you will need to enter the password. However if you cancel the 
    input, you will be forcibly logged-in as Guest. Similarly, you will 
    also be forcibly logged-in as Guest if you had been logged-in 
    as a user requiring a user authentication key, but USB memory 
    is no longer connected.
     Logging-in as Administrator
    In the DISPLAY ACCESS section, press the 
    [SETUP] key repeatedly to access the USER 
    SETUP screen.
    1
    Log-in popup button
    Move the cursor to the log-in popup button 
    and press the [ENTER] key.
    The LOGIN popup window will appear.
    2
    Move the cursor to the ADMINISTRATOR 
    LOGIN button and press the [ENTER] key.
    If no Administrator password has been set, you will 
    simply be logged-in. If a password has been set, a 
    keyboard window will appear, allowing you to enter 
    the password.
    3
    Enter the password, move the cursor to the 
    OK button, and press the [ENTER] key.
    If the password was incorrect, a message of “WRONG 
    PASSWORD” will appear in the bottom of the screen.
    4 
    						
    							LS9-16/LS9-32
    150
     Logging-in as Guest
    In the DISPLAY ACCESS section, press the 
    [SETUP] key repeatedly to access the USER 
    SETUP screen.
    Move the cursor to the log-in popup button and 
    press the [ENTER] key.
    The LOGIN popup window will appear.
    1
    2
    Move the cursor to the GUEST LOGIN but-
    ton and press the [ENTER] key.3
     Logging-in as a User
    To log-in as a User, you will use a user authentication key 
    saved on USB memory. You may also log-in using a user 
    authentication key that was created on a different LS9 
    console.
    Connect the USB memory to the USB con-
    nector.
    In the DISPLAY ACCESS section, press the [SET-
    UP] key repeatedly to access the USER SETUP 
    screen.
    Move the cursor to the log-in popup button and 
    press the [ENTER] key.
    The LOGIN popup window will appear.
    1
    2
    3
    Move the cursor to the LOAD USER KEY 
    button and press the [ENTER] key.
    The SAVE/LOAD popup window will appear, and the 
    fi les and folders saved on the USB memory will be 
    displayed. User authentication keys have a fi le name 
    of “User name.L9U”.
    4
    LOAD buttonFile list
    Move the cursor to the  le list, and turn the 
    dial to select the user authentication key of 
    the user as whom you want to log-in.
    The highlighted line in the file list indicates the file 
    that is selected for operations.
    For details on loading from USB memory, refer to 
    “Loading a fi le from USB memory” (
    g p. 158).
    Move the cursor to the LOAD button and 
    press the [ENTER] key.
    If no password has been set, you will simply be 
    logged-in. If a password has been set, a keyboard 
    window will appear, allowing you to enter the 
    password.
    NOTE
    • If you select a user authentication key that was created 
    on a different LS9 console, a keyboard window will 
    appear, allowing you to enter the Administrator password 
    of the LS9 console that you will be using. (If the 
    Administrator passwords are identical, this window will 
    not appear.) When you enter the correct Administrator 
    password, another keyboard window will appear, allowing 
    you to enter the password for the selected user.
    • If you re-save the user authentication key, you will not be 
    asked for the Administrator password the next time. (
    g p. 
    151 Editing a user authentication key)
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