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MSI K8mm-v Manual

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    77 
    Introduction 
    K8MM-Vシリーズ(MS-7142 v1.X) micro ATX マザーボードをお買い上げいただきまことにあり
    がとうございます。 K8MM-VシリーズはVIA ® K8M800-CE & VT8237Rチップセットに基づい
    ています。Socket754ピンパッケージのAMD® K8 Athlon64プロセッサのデザインに準拠してい
    るK8MM-Vシリーズはハイ・パフォーマンスおよびプロフェッショナル・デスクトップ・ソリ
    ューションを提供します。 
    レイアウト 
    SFAN1 CPUFAN1 JPW1
    FDD1
    SATA1 SATA2
    T:
    M:
    B:Line-In
    Line-Out
    Mic
    T:   L A N  j a c k
    B: USB ports
    Winbond
    W83627THF
    VIA
    K8M800-CE
    BATT
    +
    DDR 1
    DDR 2
    JWR2 JCASE1
    IDE 1
    IDE 2
    JFP1 JFP2JBAT1
    JAUD1
    J1
    To p : P a r a l l e l P o r t
    Bottom: 
    COM A
    VGA Port To p : m o u s e 
    Bottom: keyboard
    USB ports
    BIOS AGP  Slot
    P CI Sl ot 3 P CI Sl ot 2P CI Sl ot 1
    JUSB1
    JUSB2 JCOM1
    (Optional)
    CodecVIA
    VT6103L
    JSP1
    VIA
    VT8237R
      
    						
    							 
    78 
    マザーボードの仕様 
    CPU 
    z Socket 754、 64 ビットのAMD K8 Athlon 64プロセッサをサポート 
    z 3700+あるいはそれ以上のプロセッサをサポート 
    (最新のCPU対応表は下記のホームページからご参考ください。 
    http://www.msi.com.tw/program/products/mainboard/mbd/pro_mbd_cpu_support.php ) 
    チップセット 
    z VIA®K8M800-CEチップセット  
    -AMD K8 Athlon64プロセッサへのHyperTransport
    TM接続  
    - 8か16ビットの双方向コントロール/アドレス/データ転送操作モード 
    - 800/600/400/200 MHz の”Double Data Rate”双方向操作モード 
    - AGP  v3.0準拠の8X転送モード 
    -VGA機能を統合 
    z VIA®VT8237Rチップセット(487 BGA)   
    - 転送速度最大150MB/secデュアルチャンネルのNative SATAコントローラをサポート 
    - ハードウェアSound Blaster互換/Direct Sound AC97オーディオ 
    - Ultra DMA66/100/133マスタモード対応 PCI EIDEコントローラ 
    - 拡張したACPIとPC2001電源管理機能対応 
    - USB2.0を8ポートサポート 
    - RAID0 または RAID1をサポート 
    メインメモリ 
    z 2本のDDR SDRAM DIMMによる、184-ピンバッファなしのメモリーモジュール DDR 
    266/333/400 をサポート(DDR400動作時はバンク数に制限があります)  
    z 最大2GB DDR SDRAMインストール可能 
    (最新のメモリモジュール対応表は下記のホームページからご参考ください。 
    http://www.msi.com.tw/program/products/mainboard/mbd/pro_mbd_trp_list.php ) 
    スロット 
    z  AGP (Accelerated Graphics Port)スロット. 
    - AGP3.0規格準拠 
    z 32-bitマスタPCIバススロット x 3 
    z  3.3v / 5v PCIバスインターフェイスでサポート 
      
    						
    							 
    79 
    オンボード IDE 
    z VIA®VT8237RチップセットのIDEコントローラがIDE HDD/CD-ROMに対してPIO、バス
    マスタ、Ultra DMA    66/100/133オペレーションモードをサポート 
    z IDEデバイスを4つまで接続 
    z VT8237Rに統合したシリアルATA/150コントローラ 
    - 最大150MB/sec転送速度 
    - 最大2個のシリアルATAドライブをサポート 
    オンボード周辺装置 
    z オンボード周辺装置は以下のものを含みます 
    - 1 フロッピーポートで360K、720K、1.2M、1.44MバイトのFDD1個接続可能 
    - 1 シリアルポート (COMA) 
    - 1 VGAポート 
    - 1 パラレルポート、SPP/EPP/ECPモードサポート 
    -  8 USB 2.0ポート(バックパネルx 4、ピンヘッダによる4ポート) 
    - 1 オーディオポート 
    -  1 RJ-45 LAN Jack 
    - 2 IDEデバイスを4つまで接続 
    - 2 シリアル ATA ポート 
    - 1 JCOM1 ピンヘッダー(オプション) 
    オーディオ 
    z VIA VT1617Aソフトウェアコーデック 6チャンネルオーディオ 
    .   AC97 v2.3スペック準拠 
    - PC2001オーディオ対応 
    LAN 
    z  VIA®VT6103L 10/100 Mb/s phy. 
    - PCI 2.2規格に準拠. 
    - ACPI 電源管理機能をサポート 
     
     
     
     
      
    						
    							 
    80 
    BIOS 
    z 本製品のBIOSは接続された周辺機器や装着された拡張カードを自動的に認識するPlug & 
    Play BIOS を提供 
    z  DMI (Desktop Management Interface)機能によりメインボードの仕様を記録. 
    寸法 
    z Micro-ATX フォーム・ファクタ: 243mm x 195mm. 
    取付 
    z 取付穴×6   
    						
    							 
    81 
    バックパネル 
    バックパネルには以下のコネクタが用意されています。 
    Keyboard
    USB Ports Mouse
    COM portVGA port Parallel Port
    Line In
    Line Ou
    t
    Mic In LAN
    USB Ports
     
     
    Hardware Setup 
    この章ではハードウェアのインストール手順について説明します。インストール中は、各種コ
    ンポーネントの取り扱いおよびインストール手順には最新の注意を払ってください。いくつかの
    コンポーネントは誤った方向にインストールすると破損または不安定になる場合があります。 
      コンピュータコンポーネントを扱う際は、必ず帯電防止バンドをつけてください。静電気によ
    ってコンポーネントが破損する場合があります。 
     
    Central Processing Unit: CPU 
    本製品はAMD Athlon64プロセッサで動作します。本製品はSocket 754 というソケットを使用
    しているため、CPUのインストールが大変簡単です。CPUの過剰な発熱を防ぐためには必ずヒ
    ートシンクと冷却ファンが必要です。ヒートシンクと冷却ファンが取り付けられていないときは、
    ヒートシンクと冷却ファンを購入し、取り付けてから、コンピュータの電源を投入してください。 
    (最新のCPU対応表は下記のホームページからご参考ください。
    http://www.msi.com.tw/program/products/mainboard/mbd/pro_mbd_cpu_support.php ) 
     
    CPU コアクロックの設定 
      If     CPU Clock    =  200MHz 
      Core/Bus ratio = 12 
        then  CPU core speed  =  Host Clock x Core/Bus ratio 
         = 200MHz  x  12 = 2.4GHz  
    						
    							 
    82 
    メモリタイプ/CPU FSB サポート対応表 
    Memory 
    FSB DDR 266  DDR 333  DDR 400 
    800 MHz  OK OK OK
     
    Socket 754 CPUのインストール手順 
    1. CPUを装着する前に必ず電源スイッチをオフにし、電源コードを抜いてください。 
    2. レバーをソケットから横方向に引っ張ってください。そのままレバーを持ち上げるように
    してソケットとの角度が90 度になるまで開きます。 
    3. ソケットのピン1とCPUの白い点か端が欠けている場所を確認してください。それらを
    合わせるようにしてCPUをソケットに挿入してください。 
    4. CPUがしっかりと装着されているのなら、ピンが見えないようになります。CPUが正し
    く装着されない場合、マザーボードに厳重なダメージを与えることになります。   
    5. CPUを奥まで押して、ソケットにしっかりと嵌めてから、レバーを閉じてください。レバ
    ーが完全に閉じる前に、CPUを押した手を離さないでください。 
     
    AMD Athlon64 CPUクーラーセットのインストール手順 
    プロセッサ技術の進歩によりスピードと性能が上がるにつれて温度管理がますます重要になっ
    てきました。熱を拡散するためにCPUの上にヒートシンクとファンを取り付ける必要がありま
    す。以下の手順に従ってヒートシンクとファンを取り付けてください。 
    1. 固定板に貼ってあるシート外します。 
    2. マザーボードの背面から、CPUソケットの両側にある装着穴に合わして、固定板をつけます。 
    3. マザーボードの正面に、固定板の突起部分が出ているのを確認してください。そして、そ
    の状態で、マザーボードを平たいところに置いて、ソケット両サイドのネジ穴の位置を確
    認してください。 
    4. リテンションを固定板の突起部分に合わして、マザーボードの上に載せます。そして、接
    合した部分の 2 ヶ所をネジで固定します。 
    5. ヒートシンクをリテンションの上に設置し、片側の金具を押し下げて、ソケットのフック 
    						
    							 
    83 
    に取り付けます。 
    6. そして、反対側にあるクリップも下に押し下げて、ヒートシンクを固定します。 
    7. 固定レバー、安全フックと固定ボルトの位置を確認します。そして、固定レバーを時計回
    りの方向で回します。 
    8. 安全フックを固定ボルトに引っかかるまで回します。 
    9. 最後は安全フックがしっかりと固定されているかどうかを確認し、CPUファンが固定の装
    着作業が完了します。 
    MSI Reminds You...   
    CPUファン固定用の安全フックには、強い弾力性のある素材が使用されています。ロックを解
    除した瞬間に元の位置に弾け飛ぶように戻り、指などを挟む危険性がありますので、十分注意し
    ながら作業してください。 
     
    メモリ 
    本製品には、184ピンDDR SDRAM DIMM(Double In-Line Memory Module)モジュールを差し込
    むソケットが 2個あり、最大 2GB のメモリがサポートされます。 
    (最新のメモリモジュール対応表は下記のホームページからご参考ください。
    http://www.msi.com.tw/program/products/mainboard/mbd/pro_mbd_trp_list.php ) 
    DDR DIMMスロット(DDR 1、2)上、PC3200/DDR400、PC2700/DDR333、PC2100/DDR266モ
    ジュールをインストールすることができます。 
    1. DDR DIMMスロットには絵に描いてあるようなVOLTの切れ込みがあります。このため、
    DIMM メモリは1方向にしか挿入できません。 
    2. DIMMメモリモジュールをDIMMスロットに垂直に差込み、押し込みます。 
    3. DIMMスロットの両側にあるプラスチッククリップが自動的に固定されます。 
    Notch Volt  
    						
    							 
    84 
    電源 
    メインボードでは、給電システムとしてAT X電源がサポートされています。電源コネクタをイ
    ンストールする前に、ボードに損傷が与えられないようにするため、すべてのコンポーネントが
    適切にインストールされていることを確認してください。 
     
    ATX 20-ピン電源コネクタ: CONN1 
    このコネクタを使用すると、AT X電源に接続することができま
    す。AT X電源へ接続するには、電源のプラグが正しい方向に挿
    入され、ピンが適切に配置されていることを確認します。そして
    電源をコネクタの奥まで差し込みます。 
     
    AT X  1 2 V電源コネクタ: JPW1 
    この12V電源コネクタは、CPUへの電源供給で使用されます。 
     
    フロッピーディスクコネクタ: FDD1 
    本製品は360K、720K、1.2M、1.44M及び2.88Mのフロッピーディスクドライブに対
    応しています。このコネクタは付属のフロッピドライブリボンケーブルをサポートし
    ています。.   
     
     CD-In コネクタ: J1 
    このコネクタはCD-ROMオーディオコネクタと接続します。 
     
    ファン電源コネクタ: CPUFAN1/SFAN1 
    これらのコネクタは+12Vの冷却ファンをサポートします。3ピンコ
    ネクタをサポートします。接続するときに注意しなければならないの
    は、赤い線はプラスなので+12Vに、黒い線はアースなのでGNDに
    接続することです。また、本製品のシステムハードウェアモニタ機能を使用する場合はファン回
    転数センサー機能がついたファンを使用する必要があります。 
    3.3V -12V GND GND PW_OK-5V 5V_SB
    5V 12V
    PS_O
    N
    1020
    11 1
    GND GND5V
    GND GNDGND
    5V
    5V
    3.3V 3.3V
     
    1
    32 4
    GND
    GND
    12V 12V
    GND
    L
    R
    +12V GND
    SENSOR
    CPUFAN1
    SFAN1
    +12V
    GND
    SENSOR 
    						
    							 
    85 
    HDD
    LEDPower
    LED
    Reset
    SwitchPowe
    rSwitch
    1
    92
    10
    JFP1
     
     
    Power
    LED
    Speaker1
    7
    2
    8
    JFP2
    MSI Reminds You.. 
    1. 適切な冷却ファンについては、ベンダーにお問い合わせください。 
    2. CPUFAN1はファンコントローラをサポートしています。 
     
    ハードディスクコネクタ: IDE1/IDE2 
    本製品には、PIO 0~4モード、Bus Master、Ultra DMA 33/66/100/133機能をもつ、32
    ビットEnhanced PCI IDEおよびUltra DMA 33/66/100/133コントローラを搭載してい
    ます。最大4つのハードディスク、CD-ROM、120MBフロッピー、その他のデバイスを
    接続することができます。 
    1台目のHDDは必ずIDE1(プライマリ)に接続します。IDE1にはマスターとスレイブの
    2つIDE/ATAPIのデバイスを接続することができますが、2台目のHDDを追加する場合
    はHDDの設定をジャンパでスレイブに切り替える必要があります。IDE2にもマスター
    とスレイブの2つIDE/ATAPIのデバイスを接続することができます。 
     
    MSI Reminds You...   
    ハードディスクを 2 台使用する場合は、ジャンパを使用して 2 台目のハードディスクをスレー
    ブに設定する必要があります。ジャンパの設定手順等につきましてはハードディスク製造業者か
    ら用意されましたマニュアルを参照ください。 
    フロント・パネル・コネクタ: JFP1/JFP2 
    本製品には、フロント・パネル・スイッチやLEDを対象
    とした電子的接続用に、ひとつのフロント・パネル・コネ ク
    タが用意されています。JFP1はIntel Front Panel I/O 
    Connectivity Design Guideに準拠しています。  
     
    フロント・パネル・オーディオ・コネクタ: JAUD1 
    JAUD1フロント・パネル・オーディオ・コネクタを使用すると、フロ
    ント・パネル・オーディオを接続することができます。このコネクタは、
    Intel Front Panel I/O Connectivity Design Guideに準拠しています。 
    1 2
    9 10
    AUD_MIC
    AUD_MIC_BIAS AUD_GND
    AUD_VCC
    AUD_FPOUT_RAUD_RET_L
    AUD_FPOUT_L
    AUD_RET_R
    NCKEY 
    						
    							 
    86 
     
    MSI Reminds You...   
    フロント・パネル・オーディオ・ヘッダに接続しない場合、信号の出力が背面オーディオ・ポー
    トへ送信されるようにするため、ピン5、6、9、10はジャンパでキャップする必要があります。 
    1 2
    9 10 
     
    フロント USB コネクタ: JUSB1/JUSB2 
    本製品には2つのUSB 2.0ピン・ヘッダーJUSB1&JUSB2が搭載されてい
    ます。USB 2.0テクノロジーでは、最大スループット480Mbpsまでデータ
    伝送率を高速化するため、USB 1.1の40倍高速になります。USB ハードデ
    ィスク、デジタル・カメラ、MP3プレーヤ、プリンタ、モデム、その他の高
    速USBインタフェース周辺機器へ接続することができます。 
     
    MSI Reminds You...   
    VCC ピンと GND ピンは必ず接続して下さい。接続しない場合、機器に重大な損傷を及ぼす恐れ
    があります。 
     
    シリアルポートコネクタ: JCOM1 (オプション) 
    本製品では、シリアル・ポート JCOM2を対象としています。これらのポートは、
    16バイトのFIFOsを送受信する16550A高速通信ポートです。シリアル・マウ
    スやその他のシリアル・デバイスを直接接続することができます。 
    MSI JCOM2 ケーブルはオプショナルです。 
     
      PIN  SIGNAL  DESCRIPTION   PIN  SIGNAL  DESCRIPTION 
       1 
       2 
       3 
       4 
       5   DCD 
    SIN 
    SOUT 
    DTR 
    GND Data Carry 
    Detect 
    Serial In or 
    Receive Data 
    Serial Out or 
    Transmit Data   6 
       7 
       8 
       9  DSR 
    RTS 
    CTS 
    RI Data Set Ready 
    Request To Send
    Clear To Send 
    Ring Indicate 
     
    1
    92
    1
    0
    129
    10
    GND NC KEYGNDVCC
    VCC U
    SB0-
    USB1- USB0+
    USB1+ 
    						
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