MSI 915p Combo 2 Manual
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67 2. CPUクリップを軸としてCPUのセットを行ってください(1で示したCPUの目印をCPU チップの左下に合わせてください)。 3. 両手でピンに触らないようにCPUにCPUクリップをはめ込んでください。 4. CPUクリップがセットされるとランドサイドカバーが外れます。 5. CPUソケットは、輸送中の破損を防止するためにプラスチックカバ ーが取り付けられています。※CPUのソケット破損は保証対象外で すのでご注意ください。 6. プラスチックカバーをCPU固定レバーヒンジ部分から引き起こしま す。その際、ソケットに触れないようくれぐれもご注意願います。 7. レバーを少し下に押しながら横方向に引き出します。 8. レバーを引き上げ、CPUソケットを開けます。 9. 図面に示すようにCPUソケットのサイド部分とCPUクリップとを 合わせ、正確にはめ込みます。 10. これでCPUチップが外れ、ソケット上にCPUがセットされます。 11. CPUの向きが正しいか、曲がったり浮いていたりしないかを、確 認し、CPUクリップを取り上げます。 12. 金属カバーをゆっくりと押し下げます。 13. CPU固定レバーをゆっくりと押し下げ、ロックします。 14. CPUクーラーの四隅のピンをマザーボードの固定穴にあわせ、ゆっくりと押し込みます。 15. 位置が正しいことが確認できたら、ホックが固定されるまで押し込みます。 注意: マザーボード裏面に出た割ピンが開き、正しくロックできたことを確認してください。 MSI Reminds You... 1.使用する CPU クーラーは、 CPU の熱量に適した物であることを必ず確認してください。 2. BIOS の H/W Monitor メニュ の PC Health Status にある CPU 温度情報を 確認してください。 3. CPU ソケットのピンには、決して触れないでください。ソケット破損は保証対象外に なります。 4. CPU の信号ピン側には、決して触れないで下さい。変形や腐食の原因となる他、静電気で破 損する場合もあります。 5. CPU の取り付け取り外しは、 20 回以下に留めて下さい。不必要な取り付け取り外しは、ソケ ット破損の原因となります。 メモリー 本製品には、DDR DIMMスロット(DDR 1または2)上、PC3200/DDR400、PC2700/DDR333モ ジュールをインストールできる184ピンDDR SDRAM DIMM(Double In-Line Memory Module) モジュールを差し込むソケット2個と、DDR DIMMスロット(DDR 1または2)上、DDR2 533、 DDR2 400モジュールをインストールできる240ピンDDR2 SDRAM DIMMモジュールを差し 込むソケットが 2個あり、最大 2GB の メモリがサポートされます。適切に作動する為に、少なくとも1つのDIMMモジュールをイン ストールする必要があります。DDR2規格はDDR1との互換性がないので、DDR1メモリモジ ュールをインストールしてもシステムは起動しません。(最新のメモリモジュール対応表は下記 のホームページからご参考ください。 http://www.msi.com.tw/program/products/mainboard/mbd/pro_mbd_trp_list.php)
68 1. DDR DIMMスロットには絵に描いてあるようなVOLTの切れ込みがあります。 このため、DIMM メモリは1方向にしか挿入できません。 2. DIMMメモリモジュールをDIMMスロットに垂直に差込み、押し込みます。 3. DIMMスロットの両側にあるプラスチッククリップが自動的に固定されます。 電源 メインボードでは、給電システムとしてATX電源がサポートされています。電源コネクタをイ ンストールする前に、ボードに損傷が与えられないようにするため、すべてのコンポーネントが 適切にインストールされていることを確認してください。 ATX 24-Pin Power コネクタ: ATX1 このコネクタを使用すると、ATX24-ピン電源に接続することができます。 ATX電源へ接続するには、電源のプラグが正しい方向に挿入され、ピンが 適切に配置されていることを確認します。そして電源をコネクタの奥まで 差し込みます。 20ピン電源コネクタを採用している従来のATX+12V規格に準拠した電源 ユニットやサーバー用24ピンコネクタを採用しているSSI EPS電源ユニッ トも接続することができますが、MSIでは推奨しません。やむを得ず ATX+12V ver. 2.0規格では無い電源ユニットを接続する場合は、適切な変 換コネクタを利用して補助電源コネクタに電力を供給して下さい。 ATX 12V Power コネクタ: JPW1 この12V電源コネクタは、CPUへの電源供給で使用されます。 Floppy Disk Drive コネクタ: FDD1 本製品は360K、720K、1.2M、1.44M及び2.88Mのフロッピー ディスクドライブに対応しています。このコネクタは付属のフ ロッピドライブリボンケーブルをサポートしています。 1342GND12VGND12V1122413+3.3V+3.3V-12V+3.3VGNDGNDPS-ON#+5V GNDGND GND+5V GNDGND ResPWR OK+5V5VSB +5V+12V +5V+12V GNDNCNotchVolt
69 IDE コネクタ: IDE1 本製品には、PIO 0〜4モード、バスマスタ、Ultra DMA66/100機能をもつ、32ビット Enhanced PCI IDEおよびUltra DMA66/100コントローラを搭載しています。最大2つの ハードディスク、CD-ROM、120MBフロッピー(将来のBIOSで予約されています)、 その他のデバイスを接続することができます。 1台目のHDDは必ずIDE1(プライマリ)に接続します。IDE1にはマスターとスレイブの デバイスを接続することができますが、2台目のHDDを追加する場合はHDDの設定を ジャンパでスレイブに切り替える必要があります。 MSI Reminds You... ハードディスクを 2 台使用する場合は、ジャンパを使用して 2 台目のハードディスクをスレ ーブに設定する必要があります。ジャンパの設定手順等につきましてはハードディスク製造業者 から用意されましたマニュアルを参照ください。 Serial ATA Connectors controlled by Intel ICH6: SATA1/2/3/4 本製品はサウスブリッジICH6によるシリアルATAコネクタSATA1~SATA4を提供します。 SATA1~SATA4はデュアルの高速 Serial ATAインターフェイスポートです。これらのポートは第 一世帯 Serial ATAインターフェイスで、転送速度は150 MB/sとなります。コ ネクタはSerial ATA 1.0の規格に完全な互換性をもっています。1つのコネクタ につき、1つのハードディスクを接続することが出来ます。 MSI Reminds You... シリアル ATA ケーブルは絶対 90 度以上に折らないようお願いいたします。データロスの原因に なる恐れがあります。 CD-In コネクタ: CD1 このコネクタはCD-ROMオーディオコネクタと接続します。 Fan Power コネクタ: CPUFAN1/SYSFAN1 これらのコネクタは+12Vの冷却ファンをサポートします。4ピ ンCPUFAN1 (processor fan)と3ピンSYSFAN1 (system fan) をサポートします。接続するときに注意しなければならないの は、赤い線はプラスなので+12Vに、黒い線はアースなのでGND に接続することです。また、本製品のシステムハードウェアモニタ機能を使用する場合はファン 回転数センサー機能がついたファンを使用する必要があります。 MSI Reminds You... CPUFANを使用するにはBIOSでCPUFANピンの種類を設定してください。 GND+12VNCGND +12VSensorControlL RGND17
70 シリアルポートコネクタ: JCOM1 本製品はCOM2用のピンヘッダを搭載しています。 Front Panel コネクタ: JFP1/JFP2 本製品には、フロント・パネル・スイッチやLEDを対象とした 電子的接続用に、ひとつのフロント・パネル・コネクタが用意 されています。JFP1はIntel® Front Panel I/O Connectivity Design Guideに準拠しています。 フロント パネル コネクタ: JAUD1 JAUD1フロント・パネル・オーディオ・コネ クタを使用すると、フロント・パネル・オーデ ィオを接続することができます。このコネクタ は、Intel ® Front Panel I/O Connectivity Design Guideに準拠しています。 MSI Reminds You... フロント・パネル・オーディオ・ヘッダに接続しない場合、信号の出力が背面オーディオ・ポー トへ送信されるようにするため、ピン 5 、 6 、 9 、 10 はジャンパでキャップする必要があります。 1 2 9 10 Front USB コネクタ: JUSB1/ JUSB2 本製品には2つのUSB 2.0ピン・ヘッダーUSB1&USB2が搭 載されています。USB 2.0テクノロジーでは、最大スループ ット480Mbpsまでデータ伝送率を高速化するため、USB 1.1 の40倍高速になります。USB ハードディスク、デジタル・ カメラ、MP3プレーヤ、プリンタ、モデム、その他の高速USB インタフェース周辺機器へ接続することができます。 MSI Reminds You... VCC ピンと GND ピンは必ず接続して下さい。接続しない場合、機器に重大な損傷を及ぼす恐れ があります。 クリア CMOS ジャンパ: JBAT1 本製品は電池によって、マザーボードの設定を CMOS RAMで 保存しています。JBAT1の1-2ピンがショートしている時、 CMOSデータをキープしています。マザーボードのCMOSの 内容をクリアするためには電源が入っていないときに2-3ピン をショートさせます。 111333222Keep DataClear Data(2)VCCUSB1-GND GND USB0-USB0+USB1+USB0C(10)(1)VCCKey(9)(2)AUD_GNDAUD_VCCAUD_RET_RKeyAUD_RET_L(10)(1)AUD_MIC AUD_MIC_BIAS AUD_FPOUT_RHP_ONAUD_FPOUT_L(9) JFP1PowerLED HDD LEDResetSwitchPowerSwitch19 210GNDDSRRTSCTSRI[9]SOUT[2]SINDTRJFP2Power LEDSpeaker1728
71 MSI Reminds You... CMOSをクリアするには、システムがオフの間にピン 2-3 をショート ( 短絡 ) します。次いでピン 1-2 をショートに戻します。システム起動時の CMOS のクリアは絶対止めて下さい。マザーボ ードの破損や火災などに及ぶ危険があります。必ず電源コードを抜いて下さい。 PCI Express スロット PCI Expressは、周辺機器と通信環境の高速化に対応するべく制定された次世代のシリアルバス 規格です。PCI Expressは用途によって1レーン(PCI Express 1x )から16レーン(PCI Express 16x) まで束ねて使用することが可能で、1レーンで従来の32ビットPCIバスの約2倍の、250MB毎 秒という高速転送を実現しています。ギガビットイーサネットコントローラー、TVチューナー カード、IEEE1394カードといった高速なデータ転送を要求されるカードをPCI Express接続にす ることで、従来以上に高速かつ安定したシステムが構築できます。また、ビデオカードについて は現在主流となっているAGP8xバス(帯域幅2.1GB毎秒)からPCI Express 16x(帯域幅4.0GB 毎秒)への移行が進みます。システムバス全体がPCI Expressになることにより、高性能CPUを 初めとした各種コンポーネントの実力をフルに発揮すせることができ、システム全体にパフォー マンス向上が期待できます。(PCI Expressはポイント・ツー・ポイントのシリアル伝送を採用し ているため、1方向あたり2本、双方向で4本の信号ラインが必要となり、この1bitシリアル転 送が可能な最小限の構成を1レーンと呼びます。1レーンの転送能力は、250MB毎秒です。 PCI (Peripheral Component Interconnect) スロット PCIスロットに拡張カードを挿入して、ユーザーのさまざまな機能の拡張に応えることができ ます。拡張カードを取り外したりするときは、必ず最初に電源プラグを抜いてください。拡張カ ードについて記述挿入したりされたマニュアルを読んで、ジャンパ、スイッチ、BIOS など必要 なハードウェア設定、ソフトウェア設定をすべて実行してください。PCI3(オレンジ色のPCIス ロット)の機能はほかのPCIスロットとまったく同じ で、デバイスの機能によって、色分けしたいときには 利用できます。 PCI 割り込み要求ルーティング IRQ(interrupt request lineの省略形、I-R-Qと発音する)は、デバイスが割り込み信号をマイクロ プロセッサに送信するためのハードウェア回線です。PCIのIRQピンは通常PCIバスINT A#か らINT D#ピンに下表のように接続されています。 Order1 Order2 Order3 Order4 PCI Slot 1 INT A# INT B# INT C# INT D# PCI Slot 2 INT B# INT C# INT D# INT A# PCI Slot 3 INT C INT D# INT A# INT B# PCI Express x 16 SlotPCI Express x 1 Slot
72 BIOS Setup コンピュータを起動するとシステムはPOST(Power On Self Test)過程に入ります。下記のメッ セージが画面に表示されている間にキーを押すと設定画面に入ることができます。 DEL: Setup を押す前にこのメッセージが消えてしまった場合、電源をいったん切ってからふたたび 投入するか、を押すかして、システムを再起動してください。、、 を同時に押しても再起動できます。 メインメニュー Standard CMOS Features システムの基本的な設定をします。例えば﹑時間、日付など。 Advanced BIOS Features システムの特別機能の設定を行います。 Advanced Chipset Features チップセットに関する設定をしてシステムの性能を最適化します。 Integrated Peripherals IDE、シリアル、パラレルなどの各I/Oポートの設定をします。 Power Management Setup 電源管理に関する設定を行います。 PNP/PCI Configurations プラグアンドプレイやPCIなど、拡張スロットに関する設定を行うサブメニューに移動します。 H/W Monitor システムの温度、ファン回転速度などが表示されます。 Frequency/Voltage Control 周波数、電圧などの設定をします。 Load BIOS Defaults 安定したシステム性能を与える工場出荷デフォルト値をBIOS にロードします。 Set Password
73 パスワードを設定します。 Save & Exit Setup 変更したCMOS設定値を保存してセットアップを終了します。 Exit Without Saving 変更したCMOS設定値を保存せずにセットアップを終了します。 Frequency/Voltage Control Adjust CPU Ratio CPUコア電圧(Vcore)を調整します。選択肢は [8]から[50] まで設定できます。 Auto Detect PCI Clk ここではインストールされたPCIカードのクロック周波数を自動的に認識する機能を有効/無効 に設定することができます。選択肢はEnabled(有効)とDisabled(無効)です。 Spread Spectrum クロックジェネレータがパルスを発生すると、そのパルスの極値(スパイク) によって EMI(電磁 妨害) が生成されます。Spread Spectrum機能はパルスを変調することで生成されたEMIを軽 減するので、パルスのスパイクは縮小し、フラッター曲線になります。EMIに問題がない場合 は、システムの安定性と性能を最適化するためにDisabled に設定しておいてください。しかし、 EMIに問題がある場合は、Enabled に設定してEMIを軽減してください。オーバークロックを 使用している場合は必ずDisabled にしてください。ちょっとしたッターであっても一時的にブ ーストを引き起こすことがあり、それによってオーバークロックされたプロセッサがロックして しまうことがあるからです。 CPU Clock CPUホストバスのクロック周波数を設定します。この項目を設定することで、オーバークロッ クが可能になります。選択肢は FSB200: [200]から[235]まで、CPU FSB133: [133]から[165]まで設定できます。
74 Load BIOS Default Load BIOS Defaultを実行することにより、マザーボードの各種設定を工場出荷時の状態に戻すこ とができます。